術後⑨
眼瞼下垂手術から、6ヶ月が経過しました。
最近やっと、まつ毛際の麻痺感が薄らいできた感じです。
半年もかかったんだなーと思うと、改めて相当の手術だったんだ、と感慨深いです。
やはり切って縫った傷跡は見えないけれど残っているので、引き攣れ感は実感にも見た目にもあるにはあります。
いくら人間の身体の神秘、といえども、なかったことにはならないのね。
これから瞼がたるむにつれ、違和感はさらに顕著になるだろうことを考えると、ちょっと気が重い。
まあでも、目を開けているのが辛い、ということはなくなったので、手術をした意味はあったとは思います。
麻痺感がなくなり、筆先が触れるときのざわざわ感が和らいできて、お化粧もできなくはないところまではやってきました。
ただ、目がよく開くようになったからなのか、縫い目で引っ張られているせいか、まつ毛際の状態が手術前とは違うので、なんだか上手くいきません。
以前は、瞼が下がってまつ毛際は下向きだったので、目の際は見えなかったんですよね。
でも今は引っ張り上げられている状態なので、まつ毛下の粘膜まで見える感じで、そうなると、今までの適当ラインだと、浮いてしまって気持ち悪いのです。
瞼にアイラインが移る、という現象も始めて経験しました。
何度かやってみて、どうもおかしくて、なるほど、これはお化粧の方法も変えないといけないのか、とようやく気がついたところです。
もともとアイメイクは似合わないし上手く出来ないしこだわりもないので、研究にも熱は入りませんが、そのうち、気が向いたら、いろいろ試してみようかなーと思っています。
これにて、定期検診も終わり。
ひとまず、無事に終えられたことに感謝して、これからはこの傷モノの顔と一緒に、頑張って生きていこうと思います。