捨て欲求
結局、現実味が湧かないと、洋服も買えません。
出掛ける予定もなければ、必死に探すこともせず、新しい洋服を着たくてウキウキ外出をする、という動機もなくて、堂々巡りです。
毎回毎回、同じことを言っていて、聞かされるほうも飽き飽きだと思うのですが、また新たな発見がありました。
私は、なんだかんだ理由を付けて洋服を買えずにいるのですが、それなのに、捨てたい欲求のほうは確実にあるのです。
買わないのに、捨てたい。
自分で言っていても、とても不思議です。
増えていないのに捨ててしまうと、減る一方で、それでは究極、本当に一揃えだけになってしまうので思い留まってはいますが、なんだかもう、捨ててもいいかな、という気持ちにもなっています。
あるいは、本当に捨てて、これが破れたら困るから、というくらいに追い込まれないと、次を買えないような気もしてきました。
よく、捨てると入ってくる、と聞きます。
私の場合、なんだかその仕組みがとても気になり、とにかく捨てればいいことありそう、と思ってしまうんですよね。
世の中では、買うばかりで捨てられない、だからものが増えていく、というのが一般的だと思うので、自分のこの心理をどう理解したらいいのか、判断に困ります。
投げやりな気持ちでいるのか、なにか他の深い意味があるのでしょうか。
捨ててみたら、わかるかなーなどとぼんやり考えたりしています。