葛藤クローゼット
久しぶりに洋服に興味を持って、今の手持ちの衣類についても見直しました。
そもそも外出の機会が少ない私は、お出掛け着を着る機会も少なく、あるけどほとんど着ていない。着る機会もないから、飽きるほどでもない。着ていないから、傷むほどでもない。
そして、着ないなら要らないか、といえば、着る機会があれば着る、着たい、という気持ちがあるので、捨てるに捨てられない。
それに、処分したら同じものはもう二度と手に入らない、と思うと、やっぱり捨てられない。
それでもだいぶ厳選して残した洋服たちですが「厳選」でありつつ「捨てられない」未練のクローゼットでもあるのです。
私自身、滞り感を感じていて、よくある作戦で、新しく買ってその分減らす、ということも考えましたが、なにしろ新しく買ったところでどうせ着る機会はない、と思うと、わざわざ買う気にもなれない。
だったら、今のもので間に合わせよう、と思ってしまうのです。
お洒落に無縁な者の残念な思考回路で、買えない、捨てられない、という堂々巡りをしています。
まあ、捨てられないと思うくらいに気に入っているものたちなので、着る続けることはやぶさかではありません。
それらを処分してまでも着たい、欲しい、と思うものがないということでもあるので、それはそれで、無理して買う必要はないんだと思います。
そうは言っても、この燻り感。
衣類の整理を考えるたびに、相変わらずの20着を眺めるのにも飽きた。
でも、実際に着るのはホントたまに、なので、その時の新鮮味はあるかも。
マンネリ打破のため、聖域に手をつけるか。
最近、捨ててやった!というスッキリ感がないのよね。
捨てたい、けど、捨てられない。
変に思い入れが強すぎて、扱いに困っています。
もういいや、と思えるようになっていないうちは、まだ捨て時ではないのかも、とも思うけど、思い切って処分することで未練を断ち切ることも必要かも、とも思う。
こういう悩みを楽しめない私は、やっぱりお洒落には向いてない人種なんだな。