気ままに生きよ

気ままに わがままに 自分らしく

誕生日

先の予定を見ていたら、自分の誕生日が近づいていることに気が付きました。
誕生日かーと思いつつ、この歳になると、誕生日の扱いにも戸惑います。

昔は、誕生日といえば、好きなものが食べられて、欲しいものをもらえる日、でした。
そのために「嬉しい日」だったんだろうと思います。
それが、好きなものも欲しいものも、全て自分の采配ひとつでどうにでもなってしまう今では、ただ、歳を重ねる日、という以外になんの意味を持たせたらいいのだろう、と考えたりしました。

今さら、歳を取りたくない、などと足掻く気持ちもありませし、誕生日というのはやはり大切な日だと思うので、それを嬉しくない、などと思うことには、抵抗があります。
定型文でも、おめでとうと言われたら、嬉しく、ありがとうという気持ちになります。

この歳になって、人からなにかしてもらう日ではなくなり、自分で自分の誕生日について思うのは、今までよく健康で生きてこられたな、来年も元気でまたこの日を迎えられたらいいな、ということ。
感謝と、ささやかな願いです。

一応なにかしようかな、と考えて、たまにはケーキ?など浮かびましたが、食べて後悔するのは目に見えています。
じゃあなにを、と思ったところで、こういう、食べ物で非日常を演じようとする思考をやめたいよね、と強く思ったのでした。