気ままに生きよ

気ままに わがままに 自分らしく

後半のスタート

自粛中に人生を考えた、なんて話題を見ながら、私自身はいっこうにそんな考えも湧かず、どうしようかな〜と考えるふりをしてみても、なにも思いつかなかったのですが、ここにきてようやく、私にもそんな気分がやってきました。
どれだけぼんやりしていたんでしょうねぇ。

具体的にどう、ということまでではないのですが、初めて実感として、私ももう、人生の後半にきたんだな、と自分の立ち位置を確認したように思います。
20代から、30代、40歳くらいまでは、ある意味継続していて、もっと、とかまだまだ、とか、同じ方向を向いていられたような気がします。
ただその先、50代、60代を考えるには、30代の視点では、もう想像もできないところにあって、人生折り返しとはよくいったもので、それまでとは全く逆方向を見るような、人生のステージが変わったような、そんな気分になるんだな、むしろ、そうならないといけないんだな、と思ったりしています。
いつまでも若いつもりでいるわけにもいかないし、それはそれで辛いものだと思います。
それよりも、自分の年齢を受け入れて、それにふさわしい目標なり、スタンスで生きていくことのほうが、より自然、快適なんじゃないかと思いました。

これから先、体力も落ちてくるでしょうし、犬がいなくなり、親、親戚、友人知人がいなくなり、私もいつまで踊れるか、終の棲処はどこにするか、仕事はどうするか、など、終わりから逆算することも増えてくるだろうと思います。
40代の今だからこそ、後半のスタート地点の感覚で、これからの人生を考える。
漠然と歳をとるのではなく、終わりを悲観することでもなく、老いとともに生きる想像と計画を。
発想の転換。視点の交換。立ち位置の確認。
まずは、そこからですね。