気ままに生きよ

気ままに わがままに 自分らしく

好みと現実

近頃は、お菓子を食べないことが自分の中で当たり前になったというか、断ることに慣れたというか、ちょっとしたおすそ分けに、自然とお断りの言葉が出てくるようになりました。

ただそうすると、次に出てくる話題が、
ダイエットか?
なんで食べないか?
普段は何を食べているのか?
何が好きなのか?

そこまでは、まだとっさの返しに言葉が出てきません。
私の好きなものは、パン、から揚げ、ポテトチップス。
ただ、普段食べているものは、サラダ、ナッツ、魚介類。
それをどう説明したらいいものか、困ってしまいます。

そもそもの一般常識として、よく食べるもの=好きなもの。好きなもの=よく食べる。という図式があるように思います。
実際、前は私もその通りに食べていました。
でも今は、好きなものと普段食べているものとは、全く違うのです。
きっと、私が正直に好きなものを答えたら、相手は普段そういうものを食べているんだーと認識すると思うのです。
でも、実際は食べません。
好きなものと、普段食べるものとは、別ものなのです。
ここの大前提が共有できていないので、どうも中途半端な会話になってしまいます。

まあ、ただの世間話で、私の食事のことなど相手にとってはどうでもいいことなのですが、この会話の宙ぶらりん感は、なんとも居心地が悪い思いをしています。

後から考えたら、私が世間に合わせて、サラダ、ナッツ、魚介類を『好きなもの』としてインプットしておけばいいのかな。
でも本当は、パンとから揚げとポテトチップスが大好きなんだよなーと割り切れない気持ちもあったり。
複雑です。