NEWバッグ
くたびれた中年に、劣化品はよくない。
特に化繊や合皮など、人工的なものほど、見苦しい。
そう思うようになって、持ち物の判断の仕方も変わりました。
好きか嫌いか、着る機会があるか、というのと更に、気に入っているけど、もういい加減寿命かな、という問題。
それによって、お気に入りだったダウンジャケットと、ナイロンバッグを春頃処分しました。
黒のナイロンバッグは、壊れたりといった実質的な問題はなかったけれど、色褪せが気になっていました。
でも、新品と並べないとわからないんじゃないかなーなどと、騙しだまし取っておいたもの。
軽くて洋服とのバランスも取りやすく、このサイズのバッグがなくなるのも困るし、と手放せずにいました。
幸い、定番品で同じものがまだ買える。
それほど高いものではないし、やっぱりこれが必要となったら、新しいのを買えばいい、ということにしたのです。
それから、他の候補も探しつつ、手持ちのバッグを活用しつつ、買い直しのタイミング待ちを未だ継続中なのですが。
ここにきて、もう一つのバッグに異変が!
先のバッグはお出掛け用なので、たまにしか使わないし、他のものでも代用可能です。
でも、こっちはほぼ毎日使う運動用の大容量かばん。
もし処分となったら、すぐに代わりが必要です。
壊れたのは、肩掛けの滑り止め当て部分。
合皮の生地が破れてしまいました。
そうはいっても、本体はまだまだ使える。
そう思って気づかないふりをしてもいいのでしょうが、破れは破れ。見ればすぐわかります。
気に入っているから、破れるまで使う。
破れても、気に入ってるからまだ使う。
そう思う気持ちもあるけれど、はたから見れば、ただの破れたバッグを持つ人。
そのくらいの買い物もできないの?
それに気付かないくらいに無神経なの?
と思われても仕方ない状況です。
毎日同じ格好をしているとか、部屋着みたいにラフ過ぎるとか、そういうのは好きでしているから、どう思われようと構いません。
でも、壊れたものやくたびれたものを持って、貧乏、可哀相、だらしない、不潔、というイメージを持たれるのは御免です。
まあ、普段の格好が格好なので、人様から見たら大差ないのかもしれませんが。
私なりのケジメです。
すぐ、代替え品を探しました。
同じルートートの三代目にしようかと思いましたが、新しいものは形が変わっている模様。
それに、今まで気にならずに通年使用していましたが、やっぱりダウンを仕込んでいるだけあって、夏に抱えると暑いかも?と今年初めて気付いてしまい。
ナイロン製で、マチがあって、ファスナー付きで、となったら、行き着くところはやっぱりここか。
マチが広過ぎることを懸念して今まで避けていましたが、人気の品にはそれなりの理由があるはず。
お手頃なのを早いサイクルで買い換えることも考えましたが、頻繁に探し歩くのも面倒だし。
エルベシャプリエ、デビューです。
そんなわけで、黒のナイロンバッグはまた先送りとなりそうです。
まあ買ってもいいんだけど、そこまで必要に迫られていないし。
もっと他にも欲しいものが見つかるかもしれないし、というところ。
もう少し待ってみるつもりです。