リセット
このところ、なんだか停滞気味で。
暑いのが苦手で、いろいろ億劫になっていたのもあるだろうけど。
それだけじゃなくて、ツイテナイ・・・と思うようなことがちょいちょい起きていたように思います。
普段は、大抵いいことばっかり。
なんでも「いいこと」と思うような思考回路にしているはずなのに、このところはそれがどうも上手くいかない感じ。
あ、ラッキーと思ったそばから、マジか!と言いたくなるようなことが起きたり。
三歩進んで二歩下がる、みたいな?
そんな感じでスッキリしない日々だったのですが、秋の気配とともにリセット!となるべく、身の回りの点検整備です。
まず、夏の間にお世話になったUVカットのパーカーを処分します。
手元にあると、つい癖で羽織りたくなっちゃう。
毛羽立ってヨレた生地も、私にとっては見慣れたもので、まだ大丈夫だよねーって目をつむりたくなります。
でも、そこを潔く!決別しないといけないのです。
思うに、もうオバさんと呼ばれる年になったら、持ち物くらいは小綺麗にしておかないといけないな、と。
増して、手軽な廉価品はとくに。
本物と類似品では、経年で差が出るそうです。
本物は傷も味となり、アンティークとして魅力を増していく。
見かけを真似ただけのものは、ただみすぼらしく朽ちていくだけ。
当の本人がくたびれている上に、それにみすぼらしいものを合わせたら、もうどうしようもない。
さらに私は、それ部屋着?というくらいにいい加減な格好をしているわけなので、せめて小綺麗なもので気づかいを見せないと、本当に世捨て人になってしまいます。
本音を言うと、ただの普段着が多少くたびれていたって気にならない。
街行く知らない人たちに、どう思われても構わない、という気持ちもあります。
でも、見たくもない小汚いオバさんの姿を見せられる相手の気持ちを考えると、これも身だしなみのうちか、とも思います。
必要以上に素敵な格好をしない代わりに、せめて劣化を感じさせない。
これが私なりの妥協点です。
そう考えるようになって、これまで判断付きかねていた洋服の劣化も、だいぶシビアに見られるようになってきました。
どうしよう?とか、まだ大丈夫?とか、思う時点でもうダメなんだと。
自分に問い直すところからして、もう劣化を感じているってことですからね。
自分自身を誤魔化したところで、他人の目はもっと厳しい。
もったいない、という気持ちもあるけれど、傷むほどたくさん着たと思えば、十分過ぎるほど活用したしな。
パーカーを捨てたら、夏も終わり。
去年はLaniのスカートとビルケンシュトックのEVAサンダルも一緒に捨てたけど、今年はあんまり着なかったせいで、まだキレイ。
来年まで持ち越すかは、もう少し考えよう。