お金は友達
世の中で暮らしていくのに、お金は必要。
全くないと不便だと思うし、やっぱりたくさんあったほうがいいのかな、と思います。
お金をもらおうと思ったら、手っ取り早いのが雇われること。
時間給の仕事だと割とすぐ仕事に就けて、初日からちゃんとお金を払ってくれます。
そこからもっと稼ごうと思うと、経験を積んだりスキルアップしたり少しずつ工夫を重ねていく。
お金をもらうためには、そうすることが普通だと思っていました。
それ以外の方法を知らなかったんですね。
でも結局、雇われの身だと雇い主との関係でしかお給料はもらえません。
より多くお金をもらうためには、会社に貢献すること。
そのために、仕事術とか効率化とか組織員としての立場とか、そういうジャンルの本を読んだり、同僚と話をしたり、意識は会社に向かっていました。
そうやって過ごす中で、いつも感じていた違和感。
お金を目的に会社に属していると、雇われている、という感覚が拭えません。
会社を通じて社会に貢献していると自信を持って言えるのか。
ものすごく引っかかります。
お金のために、というと、よくお金の奴隷という表現がされますね。
そして、お金の主人にならなければいけないと言われます。
雇われの身の私としては、お金も人に使われている、と思うのは気分がよくないんじゃないのかな、と思いました。
そこで気がついたのが、お金に助けてもらう、という感覚。
何をするにも、お金がないと不自由な世の中です。
だから、お金に助けてもらって、自分も楽しく生きていきたい。
奴隷でも主人でもなく、そんな関係性がいいのかな、と思いました。