栗のタルト
食欲の秋です。
先月まで、イベントのためお菓子を控えていたので、その分もあって、食べたいものが目白押し。
いつものポテトチップスやパンに加えて、季節は秋！で、秋ならではの美味しいものもたくさんあって、あれもこれも食べてみたい、と目移りしてしまい、厳選するのが大変です。
さらに母がいつもの食料便を送ってくれたので、今うちには食べ物が溢れかえっています。
今年は特に、新しい発見をしてしまったので、困りもの。
栗はもともと好きですが、ケーキのモンブランとなると、中に生クリームがたっぷり詰まっているのが王道なので、栗クリームは美味しそう、と思いながらも、生クリームが苦手な私は、わざわざ食べることはありませんでした。
それが、先日キル フェ ボンに行ったら、モンブランとあるではないですか。
キル フェ ボンといえば、タルトです。
タルトでモンブラン！
その手があったか！と衝撃を受けて、食べたら程よいクリーム加減がやっぱり美味しくて、すっかり気に入ってしまいました。
気にして見てみると、意外とタルトを置いているケーキ屋さんも多くて、季節限定で栗のタルトを作っているところもいくつかありました。
大好きなタルトと栗のコラボレーション。
そうなると、食べてみたい。
というわけで、最近は栗のスイーツが気になって仕方がない状態なのです。
これまでケーキよりもポテトチップス、だったのに、今はケーキもポテトチップスも、となって、ご飯を食べる暇もないくらい。
そろそろ、正気に戻らないと。
タートル追加
10月なのに、いつまでも暑いなあ。
カーディガンは、とりあえず捨てずにとっておいてよかった。
でもこれからいよいよ寒くなり、上着を着るようになったら、お別れするつもり。
どちらももう2〜3年は着たので、気に入ってはいるけれど、そろそろ賞味期限、と気持ちを切り替えることにします。
カーディガンがなくなったあと、唯一のボトムのホワイトジーンズに合わせるものを考えてみたら、クリーム色の丸首セーターのみ？
あとは、半袖Tシャツとタンクトップです。
そして去年、黒のムートンコートの中にクリームセーターを着たら、色移りをしたみたいで、セーターがくすんでしまった気がするのです。
捨てようかどうしようか悩んだけれど、上に着るものがなにもないと、ジーンズも履けないので、とりあえず保留中。
そういう事情を鑑みて、色のトップスを追加しようと考えました。
なにを追加するか、と検討しますが、私の希望はムートンコートの中にも着られるスリムな、そして暑くないもの。
お店で見かけるふわふわゆったりのセーターたちは、可愛いけれど、アウターが着られないし、暖房の効いた電車や建物の中、地下などでは、暑くて汗をかいてしまいます。
そうやって、やっぱり行き着くのは、大好きなタートルセーター。
10代の頃から着続けている、私の冬の定番品です。
去年は買わずに過ごしましたが、今ならスリードッツのタートルも色がたくさんあるみたい。
しかも、大抵のタートルセーターがウール、カシミヤのなか、レーヨン素材のものを発見。これは貴重です。
早く行かないと売り切れちゃう！と思って、張り切ってお店に行ったら、ウールのものしかありません。
なんでも、レーヨン素材のほうは11月の入荷予定とのこと。
ウールのものも試着させてもらいましたが、やっぱり冬でも暑そうなので、レーヨン素材を待つことにしました。
でも、ネットだともう買える。
11月まで待ち切れないし、その時に希望の色が買えるとも限らない。
そう思ったら、なんだか焦ってしまって、実物も見ず、試着もせずに、買ってしまいました。
実物は思ったよりもストレッチが効いていて、ウールセーターのサイズ感を頼りに、Sサイズを買ったら、本当にピッタリフィット。さすが、着心地にこだわりのあるブランドらしく、苦しいとかはないけれど、サイズを間違えたなぁ。
でも、交換はできないので仕方ない。
やっぱり、ウールのふんわり感とレーヨンのピッタリ感では、見た目も違います。
見た目も着心地も、好みはウールだけど、暑いのは嫌だしなあ。
とりあえず、今年はこのタートルで過ごしてみます。
納得の出費
思えば、私はこれまで、お金を使うことに罪悪感を感じていたような気がします。
使途よりも、いくらの出費、という金額のほうにばかり気がいってしまうような。
したい、欲しい、それによって得られる幸せよりも、出費を厭う気持ちのほうが大きかった。
洋服やモノを減らしていくなかで、迷って悩んで、でも最終的な判断基準は、いつでも自分自身でした。
私が、いいと思うか、使うか、必要か。
それを繰り返すことによって、自分自身の価値観が、より明確になっていったのではないかと思います。
かつて、ルブタンのブーティを買ったとき、すごく悩みました。
欲しい、と思う気持ちはもちろんありましたが、それを一般論に当てはめて「買い」かどうかを考えてみたり、その金額にビビって、買ってもいいものか、躊躇ったり。
結局、買うときも、目をつぶって買うような、博打のような、当たって砕けろというような気持ちで、恐怖心を誤魔化しながら、という感じ。
買った後も、環境が変わり、売ろうかどうか悩んだり、そのときにもまだ、自分の判断に自信が持てないままでした。
それが、今やっと、買ってよかった、と思えるし、今回のジミーチュウのパンプス購入にも繋がりました。
金額は張るものだけれど、本当に欲しいもの、気に入ったものを買った、持っている、という気持ちは、他にはないものです。
1万円くらいなら、と大して着もしない洋服を買い、数年後には特に思い入れもなく、もったいないなーと後悔しながら捨てる。
これまでのそういった出費を考えたら、決して高い！と単純に言い切れない、とも思うのです。
例えば、お付き合いで飲みに行って、一万円の出費。それが何回分？とか。
飲みに行くのが好きな人は、その出費がなによりも大事。
でも私は、飲みに行くよりも、あの靴が欲しい。そういうこと。
お洒落好きな人は、毎シーズンの流行が大事で、数年前の服や靴は着たくない履きたくないかもしれない。
でも私は、流行よりも自分の好みが大事で、特に靴へのこだわりは大切にしたい。そういうこと。
それが、私の価値観なんだと思えるようになりました。
本当に好きなものが手元にあること。
いつ履くかはわからないけど、でもいつでもお気に入りの靴が履けること。
特別な日じゃなくても、特別な靴を履けること。
そういうことが、出費の金額だけでは計れない、私だけの満足度。
それがわかった今は、ただただ、幸せな気持ちで、お買い物ができました。
お金は使う方が難しい、というのは、こういうことなのかな。
最近やっと、金額よりも「それによって得られるもの」を見られるようになってきたかな、と思います。
買ってしまった
やっぱり暑かった・・・。
昨日今日と、夏のリネン服を捨てたことを後悔しました。
でも、なきゃないで、なんとかなるし。
もう10月なんだし。
これからは寒くなるだけだから！
無理して増やすこともないか、と思って、洋服探しはしばらくお休み。
だからといって、欲しいものがなにもないわけはなく。
いつか、と思って温めているウィッシュリストがありました。
昨シーズンに見送った、ジョンストンズのカシミアストールと、ジミーチュウのパンプス。
ウールチェックの手持ちもあるし、合わせたいと思った洋服が、おそらく今シーズンで最後。
その後も使うかどうか、黒でいいのか、と考えた時に、まだ迷いがありました。
黒だし、使いやすいし、あってもいいんじゃない？なんて、思う気持ちもありましたが、それなら別に、また必要なときに買えばいいか、と。
定番品は、こういうところがいいですね。
そして、もうひとつ欲しかったのが、ジミーチュウのパンプス。
これは実は、以前チェーンバッグを買ったときに見てから、いつか！と思っていたもの。
いいなーとかいう程度ではなく、いつ買うか、と本気で考えたもの。
夏はセリーヌのサンダルを買ってしまったので、とりあえず延期し、次なるタイミングを計っていました。
正直、これこそ不必要な買い物です。
だって、今の私がヒールを履くことなんて、ほとんどない。
履きたい予定もない。
それでも買ってしまったのです。
ただの見栄とか、持ってるだけのコレクションとか、衝動買いとか、そういうものではありません。
いつか、が、今だっただけのこと。
そんな感覚です。
念願の靴が手元に！
暑いけど冬服
台風一過で強烈な暑さ。
夏に逆戻りのようですが、私の手元にもう夏服はありません。
よりによって、今日は犬のトリミングの日で、いつものスーパーの向こうまで、歩く、歩く。帰りは犬を抱えて歩く、歩く。
汗だくになりました。
夏の洋服を整理して、ズボンがホワイトジーンズとスウェットのみになりました。
ワンピースはあるけれど、やっぱりスカートとか、あったらいいかなぁ、と思い、先日、用事のついでにまた洋服屋さんを見てみました。
夏にお世話になったH&Mでしたが、今回は収穫なし。
次にフォーエバー21とZARAで、これなら着られるかも、というものを見つけました。
でも、いまいち決め手にかける。
時間をおいて、考えてみることにします。
そうしたら、やっぱり、その服そのものに惹かれていたわけではないことがわかります。
あくまでも、消去法で、この中だったらこれかなぁ、という程度。
それなら、別になくても構いません。
いえ、数的アイテム的にはあったほうがいいのでしょうが、今、焦って買うほどのものではないということ。
こうして今日も、なんとかなっています。
どうせ買うなら、欲しいものを。
この賢さが、続きますように。
