トレードオフ
この前お伝えしたメモの意義。
読んだ本に、より信憑性のある説明がありました。
明日やるべきことを書きとめると、脳が落ち着き、リラックスできるという。略)あなたが何かを気にかけていると、それを忘れてしまうことを灰白質が恐れ、「リハーサルループ」と呼ばれる脳の一群の領域を活動させる。するとあなたは延々と気にし続ける。終業前に考えを書きとめ、明日の計画を練っておくことで、こうした脳活動のスイッチを切ることができる。
ついでに、選択することについても書きましたが、それに関連する記載も。
私はなにを望んでいるのか?
あなたがそれを自分で決めないと、周囲の世界があなたに代わって決めることになる。
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本の内容は、特段目新しいこともなく、著者がもともと自己啓発まとめサイトのブロガーらしく、自己啓発の網羅本みたいな感じです。
知ってる、やっぱりね、という内容ですが、また違ったアプローチで復習することには意味がありそうです。
今回特に気に入ったところ。
もし二つの事柄がトレードオフの関係にあるなら、双方を最大化することは不可能
(ローラ・ナッシュ、ハワード・スティーブンソン)
人が一生のあいだに行うことはすべてトレードオフだ
(スペンサー・グレンドン)
これは、やっと腑に落ちた感覚です。
薄々気付いてはいて、私自身はそう思って「選択する方法」で生きてきましたが、大抵の人は、あれもこれも、というのが当たり前になっていると思います。
やっぱり、トレードオフ、という人間社会のルールを理解しないと、先に進むことは難しいだろうなーと思います。
いろいろな自己啓発が世の中にありつつ、誰でも簡単に活用できない一番の理由は、これじゃないかな、と思いました。
今まであまり強調されていなかった気がしますが、ここが一番大事。
私には、トレードオフという表現が今とてもしっくりきて、納得です。