究極の食事
遊びに出掛ける気分でもないし、あまりにも暇すぎて、久しぶりに図書館に寄りました。
この中で、私の好きなデイヴ・アスプリーは、しっかり名指しで否定されていましたね。
ただ「彼」が試してよかった、というだけだ、と。
確かに。おっしゃる意味はわかります。
でも私も、この本を読み終えて、これもただの統計値だよね、と思ってしまいました。
私も、デイヴ最高!と言いたいわけではなくて、最後には、自分に合うか合わないか、がいちばん大事なことなんだろうな、ということを思いました。
基本的な人体の生理機能があり、個体差があり、さらにその人の嗜好があります。
人生の目的のなかで、なにをどれだけ重視するかというバランスの問題でもあるので、だからこそ、健康というのはおもしろいと思います。
こういう食事でこれだけの人が病気になりました、という本なので、強引な、これを食べよう!というよくある食事法の本でもないです。
ただ、世の中のマーケティングありきの食に関する情報を指摘しているところは端的で、割と冷静な統計本なだけに、説得力があると思います。
健康に不安があり、食生活が気になりつつも、なかなか習慣は変えられない、という方は、読むと諦めがつくかもしれません。