気ままに生きよ

気ままに わがままに 自分らしく

またひとつ

せっかく捨てブームがきているので、メイク用品も整理しました。
この2年くらい、お化粧に興味を持って、アイメイクなど頑張りましたが、もういいかな、という気分になっています。
今の仕事が、あまり化粧が合う職場ではないので、普段もしなくなりましたし、遊びに出掛けることも以前にも増して、なくなりましたし。
練習のため、というのもありましたが、大して上手くなったとも思えませんし、むしろ、自分は流行りの化粧が似合わない顔なんじゃないかな、と薄々思っていたことに、納得したというか、落ち着いたというか、諦めがついたというか。
たぶん、本当にお化粧が好きな方なら、少しの工夫で雰囲気が変わる!などと楽しみ方もあるのでしょうが、私はその変化がよくわからない種類の人間で。
結局、してもしなくても変わらない。むしろ似合ってない気がする、と思いながらでは、続ける意味がないだろうと思いました。

そして思ったのは、ブランドのこと。
一般的に、同じようなものなら、安いほうがいい、というのが多数意見だと思います。
私ももちろんそう思っていましたし、だから、わざわざ高いブランド品を選ぶのは、ブランドに惑わされているんじゃないかとか、ただの見栄なんじゃないかとか、変に身構えてしまって、素直に買えませんでした。
でも、靴やバッグ、洋服など、本当に欲しいものを思い切って買ったら、それ以外に欲しい、と思わなくなったのです。
もしかしたら、私にとっては化粧品も、そういうものなのかもしれないな、と思いました。

やっぱり、なんとなく安いし、と買ったものは、使ったときの満足感もなく、その後の扱いもおざなりになってしまいます。
でも、素敵だな、と心から思って買ったものなら、さほど似合ってなくても、違いがわからなくても、他人に気付かれなくても、自分の気分が違います。
高かったし、と思えば大事にするし、少しずつ使って、塗り過ぎ・やり過ぎ防止にもなってちょうどいいかも。
そんなことを考えたりしました。

私にとって、お化粧は、成果を他人に見せるものではなく、自分が使いたいもの持ちたいもの、が一番の選考基準なのかもしれません。
使った結果より、使うことに意味がある。
よく見せる、より使って嬉しい。
今後はこれでいこうかと思います。