気ままに生きよ

気ままに わがままに 自分らしく

そもそもの問題は

半ばやけくそ気味に通販したお洋服は、デザイン的には合わなくもないけれど、やっぱり今は必要ないことに気付いてしまい、申し訳ないですが、返品させていただきました。
こうして、待っている間におかしな衝動が抜けて冷静になれるのも、通販のいいところかもしれません。
そして、ブランドのサイズ感さえ分かっていれば、また他の洋服を頼むときの目安にもなりますし。
また必要なとき、欲しくなったときに、買うことにします。

試着をしながら、手持ち服も久しぶりに着てみましたが、頼んだものより手持ちのほうが似合う、という時点で、新しく買う必要がないなぁ、と思ってしまいました。

あと、時間だけはたくさんあるので、いろいろ見たり調べたりしながら、私的デザインについて少し考察してみました。
そこで、似合う似合わないというのは、全体のシルエットが大事なのかな、ということに思い至りました。
私の場合、身体のラインが出るようなものはダメみたい。これは、曲線が直線かということだと思うのですが、ここは直線かな、と思います。
シンプルな黒のタイトスカートも、手持ちは素材が柔らかすぎて、ヒップ下まで張り付き曲線ラインがでてしまいます。
なんか違和感、と思っていたのは、こういうところかも。
ただのタイトスカート、といっても、素材違いでこういう違いが出てくるのですね。
しっかりと縫製でラインを作ってくれるようなものなら、大丈夫そうです。
あとは、重心をどこに置くかということ。
これは私は上でも下でもなく、真ん中にバランスよく、しっかりゆったりボリュームがあったほうがいいようです。
上が細いと肩のがっしりが目立つし、下が細いと肉感が出やすい。
出すのは鎖骨まで。胸もウエストもお尻もなるべく身体のラインは出さずにゆとりを持って。そして足元はスッキリ。
最近流行りのゴツブーツやハイテクスニーカーなどは、ちょっと違うようです。

あとは色。
よく聞くオータムタイプのさらに色黒なので、くすみ色重い色が合うようですが、それよりも、なんだか私は黒が合うようです。
自分でも違和感がないし、人にも言われました。

そんなことを考えながら、手持ち服を広げてみたら、私の究極の一枚は、黒のタートルネック
不思議なことに、これだと見た目細身でもいけるんですよね。冬はアウター問題もあるので、あまりゆったりできないこともあって、黒のタートルは20年来の相棒アイテムなのです。

あれこれ悩みすぎて、最後は黒タートルさえあればいいか、という心境です。
シンプルなぶん、何にでも合わせられるし、お化粧やアクセサリーで変化がつけられるし、そう考えたら、やっぱり黒タートルが最強で最適。
まして私は、毎日お洋服を着せ替え披露するわけではないので、バリエーションは必要なく、必要ない洋服のために悩む時間がもったいないのでした。 

そう。
問題は、似合う似合わないよりも、洋服を着る機会がない、ということだったのかも。
スタート地点よりもまだ手前の位置でした。
どちらかと言うと、大人顔タイプだと思うのですが、それを意識して洋服を選ぼうにも、大人のお洒落をしていくところに用事がないのです。
まったく、テンションだだ下がり。

そんな中でも、セルフイメージを高く持つ、というのが、私の今年の目標なのです。