気ままに生きよ

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なんのための服選び

洋服の数を減らすようになってからは、服はブランド買いするようになりました。

だいたい好みに近いブランドを決めてしまえば、その中で着られそうなものを選ぶだけで楽だし、同じブランド内なら、組み合わせも、おかしなことにはならないかな、と思うのです。

ただシンプルで似たようなものでも、ブランドによって微妙に雰囲気が違って、それを下手に混ぜると、ヘンな組み合わせになったり、そもそもブランド選びを間違えると、似合わない、という根本的問題が発生するんだな、ということに、ようやく気がついたこの頃です。

というのも、今年買った無印良品のパーカーが、私が着ると、どうも変。
パーカーなんてどれも同じ。仕事着に着るだけだから、安ければどれでもいいやーと思って買ったものでしたが、どうしても感じるこの違和感は、いわゆる似合わない、というものではなかろうか、と思ったりしました。

あと、シンプルで質がいい、という理由で定番扱いしていたスリードッツも、着心地はとてもよくて、デザインもシンプルなのでおかしくはないけれど、なんとなく着姿がしっくりこない。落ち着かない。
他のバリエーションを見ても、私が着られそうなもの、着たいと思うようなものがない、というのも、このブランドのターゲットから、もしかして私は外れているのかな、とうっすら思ったりしています。
いくつも買ったし、ほとんど着ていないし、認めなくはないけれど・・・そんな気がしなくもないのです。

ブランド絞り作戦は、悪くはないと思うのですが、好みが変わってしまったり、そもそも間違えていたら、どうしようもない。
シンプルで無難そうなものでも、ちょっとずつ違和感を感じたりして、むしろ定番のアイテムだからこそ、ちょっとした違いに気づけない、ということもありそうです。

久しぶりに、気になる靴ができて、着るものに興味をもったりしましたが、そもそも今は、いつもにも増して、着る機会もないのだし。
そう考えると、わざわざ洋服のことを考えることも無駄な気がしてくるし、そんな自分の生活スタイルにも嫌気がさしてくるし、そんな人生って、と考えてしまったりしています。
考えれば考えるほど、洋服なんてなんでもいいのかな、なんて、投げやりな気分になったりもするのです。
なんか、疲れてるのかな、自分。