気ままに生きよ

気ままに わがままに 自分らしく

プランクと身体

ここしばらく、サボっていたプランクを再開しました。
やっぱり、気がついたら、というのは続きませんね。だんだん気づいても後回しにしちゃって、そのうち忘れちゃって、すっかりご無沙汰でした。

今は、夜のスキンケアの途中に倒れ込むことにしています。
1分くらい、美容液の浸透にちょうどよいのではないかと思ったりして。
美容液は必ず塗るので、そこは忘れようがない。
嫌々ながらの自己流なので、効果はそれほど高くはないだろうと思ったりもしますが、やらないよりはいいかと思い、頑張っています。

筋トレも大事ですが、やっぱり正しい姿勢があってこそ、ですね。
以前、歪んだまま筋肉を鍛えても、偏った筋肉しかつかない、というお話しを見たことがあります。
実体験として、本当にそうだなーと思います。
骨盤の歪みを自分なりに意識しながらこの数年過ごしていますが、そのおかげか、肉づきの変化が目に見えてわかるようになってきたように思います。

姿勢が悪いと、使うべき筋肉が使えていなかったり、それを補うために他の筋肉が頑張っていたりして、そうすると、そのままトレーニングをしたところで、さらに偏りが大きくなってしまいます。
鍛えるべき筋肉が普段使っていない部分だったりすると、そこまで神経指令が到達せず、動かさない筋肉は一生動かさないままになってしまいます。
とにかく、まずは伸ばして動かして、ここにも筋肉があると知ることで、必要な筋肉を使えるようになる。そこからです。

間違った姿勢から、正しい姿勢に移ろうとすると、今までの自分の全てが否定されます。
真っ直ぐの感覚が、真っ直ぐではなかった、ということになるので。
その違和感を持ちながら、また、反対側に歪まないよう十分注意しながら、バランスをとっていく作業は、大変ですが、正しい姿勢、正しい重心、正しい筋肉の使い方は、見た目にも美しく変化するのがわかります。
使わない筋肉を使うことや、これまでと違った重心をとることは、自分の身体でありながら、未知の領域です。
人間は習性の生きものですから、矯正は簡単ではありませんが、変えようと思えば変わるもの。

私は特に、左の足首が硬くて、その周りの筋肉が使えておらず、足首が働くべきところを股関節で調整していたので、重心も後ろに傾き、骨盤周りから腿や腰に繋がる筋肉が大きく偏っていたようです。
きっかけはおそらく足首ですが、その影響はもはや全身。
背骨がS字を描くように、人の姿勢は前後左右上下の相対的な力加減で成り立っているものです。
ひとつの歪みを正そうとすると、それ以外のバランスもあらためて調整し直さないとならないことを知りました。

日々、立って動いているのは自分自身。自分の感覚や意識が、自分の身体を作っています。
ままならない人生に置いて、自分でコントロールできることは少ないですが、自分の肉体は割と近しい存在だと思います。
興味を持つ対象としても、身近で手軽で際限なく愉しめるものかな、と思ったりもしました。