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4色パレットの意味

久しぶりに、4色アイシャドウパレットを買ってみました。
こういうグラデーション仕様のものは、結局ひとケースでワンパターン。何パターンか揃えると、ベースと呼ばれる薄い色や締め色という濃い色が重複するようで、なんだか余計なものまで買ってしまうようで、手を出しにくかったのです。
だったら、いろんな色が入った多色パレットのほうが楽しそう、と思っていました。

近ごろの暇さ加減と、手持ちのパレットに飽きてきたのもあって、衝動買いにしてはダメージが少なそうで、人気商品の試し買いに、とお手頃価格のものを買ってみたのです。

そして納得。
わざわざセットにして売る意味があるんだなーと感心しました。
一応手持ちの中で、色味の合いそうなものを組み合わせてみたりしていましたが、上手くいったりいかなかったり。
それが、流石のセットは完璧にきれいな濃淡。当然のことながら、黄味赤味青味がきちんと計算され尽くされた色の組み合わせ。
間違いがない。失敗がない。
なるほど、同じような薄い色も、少しの塩梅で、ちゃんとそのセットのための色なんですね。
同じような色が毎回入って無駄、などと思ったのは、間違いでした。

そして、失敗がないと同時に、ひとつのケースで終わることは、なんとも早い。単純。簡潔。
世の中にこれだけ4色パレットが溢れている理由が、ようやくわかりました。

私自身は、まだまだ繊細なグラデーションや、微妙な色味の差を楽しむほど凝ってもいないし、それを表現できるほどきれいなまぶたも持っていないので、もっと楽しみたい!という欲求には至りませんが。
これはそういう道具、と知ることができたことは、新たな発見でした。