犬の病気

我が家のトイプードルも、もう13歳。

まだまだ元気で、体力的にも心配なく過ごしてきましたが、先日、長年の表皮のデキモノが潰れ、そのまま綺麗に治ってくれたらよかったのですが、やっぱりまた同じように大きくなってきてしまいました。

悪い腫瘍ではなさそうですが、今後も繰り返して、傷口から感染症になってもやっかいなので、いっそのこと、除去してしまおうということになりました。

全身麻酔での手術になるので、もうひとつ気になっていた、喉のしこりもついでに取ってもらうことにしました。

実はこちらのほうが問題で、摘出した腫瘍の検査をしたら、甲状腺癌ということがわかりました。

そういえば、一年ほど前から甲状腺の数値が異常スレスレで、これが原因だったようです。

喉のしこりは2.3年前からあり、少しずつ大きくなってきたような状況で、今回ついでの手術で摘出できたことは、運がよかったと言えそうです。

一応現段階では転移は見られず、ただ、抗がん剤治療はできるし、したほうがいいということだったので、近々開始予定です。

予定では、抗がん剤の点滴治療を3週間に一度のペースで数回。

それでひとつの治療としては完結するようです。

延々ずっと、となると気持ちも折れそうですが、まず数回、という目処があれば、気の持ちようも違います。

副作用の出方は個体により違うというし、どうなるかわからないので、一週間くらいは私も自宅待機で様子を見るつもりで、予定の調整をしています。

ただ、費用については、高額です、としか教えてもらえなかったので、落ち着きません。

高額と言っても、数万円なのか、数十万なのか、によって、心の準備も違ってきます。

がん治療。しかも犬、なんて、相場もわからないし、それくらいは試算してくれてもいいのになーと思いつつ、精算時まで、ドキドキです。

一回百万円とかだったらどうしよう。

がん治療以前に、飢え死にだよ。

生きていれば病気もするし、いずれは死ぬもの。

それは、犬も私も同じです。

せめて今、元気に走り回っていることに感謝です。