アラ隠し

加齢により、シミ、クマ、くすみが目立つようになり、そうなると途端に疲れた顔になってしまう、と気付いたものの、隠し方が問題です。

化粧といえばファンデーション。

アラを隠すのはコンシーラー。

これくらいの知識しかない私。

どちらも、かつてチャレンジしたことはありましたが、結局、アラ隠しより不自然な厚塗り感が勝り、使いこなせませんでした。

でも、中年の顔に補正は必至。

もう後がないので、苦手でもなんでも、練習して習得するしかありません。

中年にこそ、メイクテクニックは必要だ、と実感しています。

自然に隠せるコンシーラーか、カバー力がありつつ、顔の凹凸にもきれいに塗れるファンデーションか。

そんなふうに考えていたところ、ふとあることに気が付きました。

リキッドファンデーションくらいに柔らかく、なじみがよくて、塗りやすいコンシーラー。

ってことは、カバー力のあるファンデーションを、コンシーラーみたいに隠したいところだけに塗ればいいのでは？

すっごく当たり前のことのようですが、ファンデーションは顔全体に塗るもの、という勝手な思い込みがあったので、眼からウロコ。

その後、プロのメイクさんの、本来ファンデーションは均一に塗るものではない、というコメントを発見。

なんだ、そうなんだ。

希望の光が見えたので、今は気になるものを少しずつ試しているところ。

認識が変わると、これまでは一度に使用する量が多過ぎたような気がします。

だからいけなかったのね。

そしてやっぱり、お高いものはお値段なりの価値がありそう。

乾燥しにくいし、落としたあとの肌がなんだか調子いいような？

ファンデーションは、お高いものをケチケチ使うのがいいみたいです。

それから、食わず嫌いだったクッションファンデーションにも挑戦。

人気にはきっと理由があるのだろうし、化粧品は日進月歩。

新作はモノも優れているだろうし、古臭いオバさんメイクにならないためにも、新しいものを取り入れていくことも大切よね、と前向きに考えることにしました。

昔は、目元に化粧感があればそれなりに見えていたはずなのに、今や目元は加齢の象徴。

むしろ、そこは目立たせないほうがいいようです。

さらに私の顔は、フルメイクをするとクドくみえる気がするので、やっぱり普段のメイクはカラーレスが無難。

そのぶん、肌のカモフラージュが大事になってくると思うので、頑張って研究していきたいと思います。