気ままに生きよ

気ままに わがままに 自分らしく

風穴

新しい洋服を欲しいと思わない。
無駄な買い物をしなくてちょうどいい、と思う反面、ちょっとした危機感のようなものも感じています。

手持ちの服は気に入っているし、仕方なく着るという気持ちではない、と思ってはいるけれど、ただそれが、好きなものが変わらないというだけか、それとも他にどれがいいのか分からない、という思考停止ゆえの結論か。
流行に遅れている、とか、人からダサいと思われる、とか、そういうことを心配しているわけではないのです。
世間や他人と比べることに意味がないことは、だんだん分かってきました。
たかが洋服、ですが、新たなものへの好奇心の欠落、変化を厭う頑固さ、そういう自分自身のいろいろな面での「停滞」あるいは「老化」のようなものの表れかと、恐れる気持ちがあるのです。

こういうときは、ショック療法として、思い切って捨ててみる!という方法があります。
変化に痛みはつきもの。
手放すことで入ってくるとよく聞きます。
そう思って、いざ捨てることを考えると、凄く悩む。
悩む、悩む。
そして、今あるものを捨てたとして、明日なにを着ようか、と思ったら、やっぱり他に着たいものもない。
いくらなんでもなにも着ないわけにはいかないし、好きな服を捨て、どうでもいい服を新たに買うのも馬鹿らしいので、やっぱり少し保留にすることにしました。
とりあえず、完全にダウンやコートの冬モードになるまでは、温度調節のためにも洋服のバリエーションは必要。
決裁は冬まで持ち越しです。

そのかわり、靴を整理しました。
ロングブーツと、アンクルストラップサンダル。
これらも去年くらいから迷っていたもの。
ようやく気持ちの整理がつきました。

これで少し、変化の風が起きてくれるといいのですが。