気ままに生きよ

気ままに わがままに 自分らしく

自信

自信を持つ、ということについて、考えています。

私は、自分に自信がありません。

そうはいっても、やることなすこと不安でいっぱい、というわけではありません。

後悔しない、というモットーのもと繰り返してきたこれまでの判断は、常にクリアに重ねてきた自負はあります。

ただ、それらはすべて自分の中で完結できることだったからかもしれません。

自分に関わることで、自分に返ってくることで、自分が責任を負えばいいだけのこと。

それ以上に、他人に認めてもらおうとか、理解してもらおうとか、余計な思惑が関わってくると、途端に消極的になります。

他者にアピールするということが、とても苦手なのです。

 

もし私に自信があれば、もっと堂々と自分の意見を言ってアイデアを出して、評価されて、注目をされて、周りに影響を与えることができたかもしれません。

それができないというのは、私の欠点であり、自信のなさの表れなのかな、と思っています。

 

これまでは、なるべく目立たない方法で結果を積み重ねて、覆しようのない実績によって、自分を維持してきました。

時間を掛けて、一筆ずつ色を重ねて、いつか素晴らしい出来上がりがくる油絵のような。

そういうマイペースなやり方もあるでしょうけれど、期待やプレッシャーを避けたズルいやり方だったとも、言えるかもしれません。

 

今欲しいのは、もっと瞬間的な自信。

オリンピックの決勝戦のような、限られた時間で発揮できる自信。

メンタルの強さ、というものかもしれません。

訓練による裏付けは絶対に必要だけれど、それだけでは足りない部分。

可能な限りの準備と、臨機応変な柔軟さ。

平常心、集中力、静かな心。

 

そういうことを想像しながら、本番に向けて準備中です。