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成功と大衆

会社を辞めてから、ビジネス関係の啓発本は気分に合わなくなってしまったので、スピリチュアルの類の本を最近よく読んでいます。

 

宇宙を味方にしてお金に愛される法則

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大体同じようなことが書いてあると言いましたが、でもそれが本当のこと、唯一の真実ということであるなら、それはすごく当たり前のことなのかな、と思うようになりました。

信念を持ってイメージする、とか。

潜在意識を活用する、とか。

読むだけじゃなくて、実行しなさい、とか。

大多数の人が、実践できずに変われずにいる、ということもよく書かれています。

 

確かに、成功している、と言われる人たちは、ほんの少数だと思います。

なぜなら、大多数の人が実践できていないから。

ほとんどの人が否成功者なのだとしたら、成功「しない」考え方が多数となりますよね。

だから、いくら成功本などを読んだとしても、周りに流されて行き着くところはみんな同じ、となるんだと思います。

みんなそうしているから、こう言っていたから、というのは、全部そういうことなのではないのかな、と思いました。

 

他にも、会社など、組織に属することが一般的だと思われている。

ハローワークに行くと、就労の意思があるかどうか、というのは、会社に採用される意思があるかどうか、と同義語です。独立開業は蚊帳の外です。

そうでないと、サポートを受けられないのです。

これは国を挙げて、会社組織に属することをあっせんしているということでしょうか。

そして会社組織に入ると、そこでも大切なのは「みんな同じ」ということ。

能力も時間も成果も、すべて中庸で管理されます。

出来過ぎてもダメなのです。すべて枠の中に戻されます。

 

これは、大衆の足の引っ張り合い、と言えなくもないんじゃないかと思ってしまいます。

みんなと同じが多数で、成功者が少数とするなら、みんなと同じようにやっていては、否成功者にしかなれない、ということなのかもしれません。

そして成功を見たことがない大衆は、いつまでもその世界観を変えられずにその場に留まるしかない。

こうやって本を読んだり、違った考え方に触れる機会があっても、日常に戻れば大衆に埋もれてしまいます。

その中で自分の信念を貫いていくのは、並大抵のことではないですよね。

成功への道は蜘蛛の糸なのかもしれません。