スタイル模索
やっと、踏ん切りがつきました。
思い立ったが吉日。
iPhoneに撮り収めていた手持ち服のアルバムを見ながら、一日中考えました。
おしゃれには、自分のスタイルが大事。
明日着る服。着たい服。
自分のスタイルなんて分からない。
明日は着ないけど、秋になったら?
また、無難な洋服を着なきゃいけない環境になったら?
もしかして、と考え始めたら、キリがありません。
でも、また必要になったら買えばいい。
そのほうが、その時の時代に合った洋服を着られるし、新しく買う楽しみもできる。
環境に合わせた服は、その環境になってから必要な分だけ買えばいい。
なにも、自宅で待機させておく必要はないんだ。
そういう曖昧な可能性を残しておくことが、自分らしさを見失う原因なんじゃないか、とも思いました。
そして、自分の好きな服を決めたら、それ以外のスタイルは切り捨てることにする。
この「好きな服」というのも、しばらく考えたこともなかったので、戸惑います。
ここ何年も、他人の目を気にした選び方しかしてこなかったから。
じゃあ、明日出掛けるとしたら、どれにする?
そう言われると、見えてきました。
私が今、着たい服。
それと合わない服は、テイストが違う、ということですね。
同じブランドだと簡単ですが、それ以外だと、同じお店に置いてあってもおかしくないかどうか、と冷静になって考えます。
やっぱり、仕事用に残していた服はもう着ない。
昔の服も、いくらシンプルなものでも幼い印象になるのが分かります。
本当は、何十年も前のものを未だに着ている、ということに憧れがあります。
だから簡単に捨てたくない、という気持ちもあるのです。
なんだか不思議な感覚なんですが、モノを大事にしていることがいいのか、スタイルが変わらないということが羨ましいのか。
でもそれも、他人のスタイル。
私は私らしい方法で、自分のスタイルを作っていこうと思います。
10枚と2足。今までありがとう。