アトピー性皮膚炎
小さな頃からアトピーでした。
最近は落ち着いていますが、手のひらや指に湿疹ができます。
子どもの頃は、ひじやひざの裏が痒くて、掻きむしってガサガサしたり赤黒くなってました。
その後ひどくなったのが、高校生の時。
この時が一番ひどかったし、顔に出たので余計に大変でした。
まぶたもガサガサになって、ここも色素沈着がひどかったですね。
田舎だし、化粧とかすることもなかったですけど、いちおうお年頃ですからね。
でもなぜか、それほど悲観的にならずにすみました。
ネガティヴなほうだし、年頃の女の子が顔中ガサガサでは、もっと落ち込んでもおかしくないんじゃないかと今でも思うくらい可哀想な状態でしたが、それほど思い悩んだ記憶はありません。
それよりも、多分将来についての不安とか焦燥感とか、そっちのほうがいっぱいだったし、だからこそ、あの時期あれだけアトピーもひどくなったんだと思います。
進路を決めるのに、大学よりもっと先の未来まで見据えて考えないといけないけど、何がしたいとか目標がなくて。
あとは、早く家を出たいとか。
アトピーってアレルギーもあるみたいですが、家族関係とか母親との関係も大きく影響するっていう話を聞いたことがあります。
うちも過干渉というほどではありませんが、私自身、独立心が強かったり自由願望が強いので、母親との距離が少し近すぎたのかなーと今となっては思います。
親の心配をうっとうしく感じたり、束縛感やプレッシャーを感じるというのは誰でも多かれ少なかれあるんでしょうけどね。
その時のアトピーは、大学進学でひとり暮らしをするようになってから、ずいぶんよくなりました。
その時使った化粧品が、ドクターシーラボ。
もう20年前のことですから、本当に製品として出初めのころ。
「オールインワン」というのに、めんどくさがりの私が反応しまして。
そして皮膚科医開発というのも、期待大で購入しました。
その他環境の変化などもあるでしょうけど、順調に回復して、その後何十年のお付き合いとなりました。
今はアトピーもひどくならず、化粧品も使っていません。
私の想像ですが、たぶん高校生くらいから洗顔フォームなどを使い始めて、洗いすぎてしまったんだと思います。
そのころは落とすのが大事!という風潮でしたから、洗えば洗うほど綺麗になれると思っていました。
でもそのせいで肌本来のバリア機能が失われてアトピーがひどくなり、その後もメイク落としを続ける限り保護のクリームも欠かせないっていうルーティンだったのかな、と思います。
アトピーも帯状疱疹も、ストレスで出てくることもあると思うので、気を付けたいと思います。