お金の設計図
お金の使い方は人それぞれ。
ただそれにも癖というか、パターンがあるよっていうことを本田健さんは著書の中で「お金の設計図」と呼んでいます。

ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣 (だいわ文庫)
- 作者: 本田健
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2006/02/09
- メディア: 文庫
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お金の使い方も性格のように、育ってきた環境がとても大きな影響を与えるそうです。
私自身も思い返せば親から言われた一言がとても重く心に残っていることもありますし、「もったいない」と思う判断基準も、小さなころから見聞きしていたものなんだろうと思います。
うちは堅実な家庭らしく、小さなお金を大切にしていました。
出先でのついでの飲食は、もったいない。
外食もよくしましたが、それ以外のその場の思いつきでジュースを買ったりお菓子を買ったりというのは、まずありませんでした。
買い食いは躾上好ましくない、という思いもあったみたいです。
おうちに帰ればあるでしょう、と我慢するのが当たり前になりました。
それは今でも身についていて、むやみにジュースを買ったり、カフェに入ったりすることはありません。
たかが100円ですが、家計が小さい分、100円の重みも大きいですし、何気なく使う使途不明金はコントロールできません。
今は缶ジュースでいいのか、お店に入ってゆっくりコーヒーを飲みたいのかということも、よくよく考えて行動するようになっています。
目的のないお金の使い道は、無駄遣い。
こういうところは、よい癖をつけてもらったな、と思っています。
もちろんマイナスな部分もあって、よくも悪くも、親のお金との付き合い方を受け継いでしまいます。
そういうときは自分で新たな世界を知ることによって、よいイメージに書き換えていけばよいそうです。
何気なく過ごしていると、気がつかない自分の癖。
お金の使い方だけじゃなくて、自分の人生ってこんなもんだしっていうのももしかしたら勝手な思い込みかも。
そう思うことができたら、可能性はぐっと広がりますよね。