湯シャン②
肌断食も湯シャンも、理屈としては要するにみんな洗いすぎ。
清潔信仰で強い洗剤で洗いすぎているから、本来の新陳代謝を乱してるってことなんだと理解しています。
興味本位で試してみましたが、正直、こんなにすごいとは。
シャンプーで洗い流した皮脂を補うために、新たに皮脂を分泌する。
ということは、髪の毛がこんなにベタベタになるほど皮脂を必要とする、それくらいシャンプーって脂を奪っていたんだね!!
単純な感想ですが、そんなことを思いました。
そして、奪われるからまた皮脂を分泌する。
その皮脂を洗い流すためにたくさん洗う。また分泌が増える。
って、悪循環?
本来人間には、ちょうどよく潤う機能が備わっているそうで、洗いすぎなければよいのだそう。
なるほど。
シャンプー生活に何の不具合もありませんでしたが、この話の流れはなんか納得。
確かに、母が昔、毎日シャンプーするのはよくないって言っていたような。
それがお風呂好きになって、毎日なんとなく習慣でシャンプーをするようになったら、シャンプーしないのが気持ち悪くなっていました。
毎日シャンプーするようになると、身体のほうが合わせてくれていたんですね。
毎日シャンプー体質になるか、お湯で十分体質になるかは、ある程度自分で決められるということなのでしょうか。
毎日シャンプー生活もそれはそれでよかったですが、シャンプーもいらなくなったら、と思うとそれも魅力的。
お風呂場の掃除も楽になるし、シャンプーの補充も気にしなくていいし、外泊だってシャンプーのメーカーを気にしなくていいのです。
なんて自由!
そう思って、もう少しの間湯シャン生活を試してみたいと思います。
私の場合、アレルギーとかでもないので、シャンプーを使っちゃいけないというわけではありません。
ただ、皮脂分泌コントロールをしている感覚ですね。
お湯だけできれいに洗えるかっていう洗い方の問題もあると思うし、気が向いたらシャンプーすることもいいと思うし。
何より、毎日シャンプーしないなんて不潔!という呪縛から解き放たれたのは嬉しいです。
ただの習慣や思い込みが、何より不自由の原因だと思いますから。