静かな選択
お鍋とともに、いなくなったもの。
乾麺の買い置きを、処分しました。
でも、一度知ってしまうと、小麦の悪い情報ばかりが目に入ってきます。
そうなるともう、無理して食べる気にもなれなくなってしまって・・・。
もったいない気持ちはもちろんあって、誰かにあげようかとも悩んだのですが、理由が理由だけに、言い出しづらく。
糖質制限の説明をするのも面倒だし、さらに、自分が良くないと思って食べないものを、親しい人に食べさせるというのは・・・と考えてしまうと、とても渡す勇気が出ませんでした。
これだけ世に出回っているということは、それに携わる人もたくさんいるはずです。
小麦を大切に育てて、それを加工して販売して、生活をしている方もたくさんいらっしゃる。
きっと知らないだけで、私の近い繋がりにもいるんだろうと思います。
そういう方たちのことを思うと、とても申し訳ない気持ちにもなります。
私はただ、そちらを応援すると決めただけのこと。
ただそれだけのことなのです。
いい悪いではなく、不公平でもなく、どちらを選ぶかは、個人の自由。
そう考えたら、不思議な罪悪感も軽減される気がします。
私は、静かに静かに、選択しようと思います。