気ままに生きよ

気ままに わがままに 自分らしく

服との距離感

数年越しの持ち服をほとんど処分して、今は運動着、仕事服、部屋着、の三パターンで暮らしています。

部屋着のワンピースはよそ行き用のつもりで今年買ったのですが、すぽっと着られて締めつけもなく、洗濯にも耐えられそうだったので、家用にもちょうどよく。
もちろんお出掛けにも着ていて、とってもお得なお買い物だったなーと大変満足しています。

長らく、お出掛け着はお出掛け着としてとっておき、家ではパジャマやスウェット、という生活をしてきました。
よそ行き用の服は、お手入れが気になり、傷みが心配で、もったいなくて着られなかったのです。

それが去年くらいから、ワンシーズンサイクルで考えるなら、毎日着倒して飽きて気がすんで、ちょうどいいじゃないか、と思うようになりました。

前は、お気に入りの洋服が傷んでしまったら、次また同じくらいに気に入る洋服が買えるだろうか、ということがとても不安だったのです。
でもそれは、とても手持ち服を大切にしているようでいて、今思えば、執着心と言ってもよいものだったかもしれません。

洋服なんて、いくらでも売っています。
どれを着るか、というのはアイデンティティである反面、何を着たって私は私。という、洋服以上に内面が大事、ということも言えると思います。
自分が納得できるものを選ぶこと。
それから、今ある中から選んだとしても、自分が選んだ、ということに自信と責任を持てること。

内面の一番外側が、外見。
という名言も、とある本で読んだことがあります。
だから外見に気を配ることももちろん大切。
でも、外見を武装することでしか、自分に自信を持てないような、そんな洋服の選び方はよくないな、と思います。

今私は、とっても少ない服のバリエーションで生活していますが、それに不安も羞恥心も劣等感も感じていません。
欲しくなったら買えばいい、という気軽な感じが、とても楽なのです。
他人からどう思われるか、というのは他人様の価値観で、私が一律にして求められることでもありません。
それは、どんな格好をしていても同じこと。

今の私の服との距離感は、そんな感じです。