気ままに生きよ

気ままに わがままに 自分らしく

一日五食

前から聞いたことがあり、糖質制限の本にもありましたが、一日のトータルカロリーを回数を多く分けて食べるというのも、よいらしいです。
知ってはいたけど、そうしたいけど、なかなか上手くいかなかった理由について、考えました。

まず世の中のスタンダードが、給食もランチも、お昼の一時間しかありません。
そういう中で生きていると、一日三食というのが絶対のルールのような気がしてしまいます。
もちろん、仕事の都合で食事を摂れない事情もあるでしょう。
ただ私などは、オフィスで働いていたときには、夕方4時に勝手におやつタイムとして、デスクで菓子パンを食べる習慣を死守していました。
でもまた、この食べるのが菓子パン、というのが問題で。
もちろん、当時は糖質など全く意識せずに選んでいたわけですが、でもやっぱり、周りのことも考えて、音のしないもの、匂いの強くないもの、サッと食べられるもの、というくらいは、気を使っていました。
何より自分の意識の中で、これは間食、という認識は間違いなくありました。
だから、お菓子でよいと。

そして私は昔から、三食ごはん以外のおやつが欠かせませんでした。
それは今もそうで、食事をしてから2時間もすれば、お腹がすいてしまうのです。
でもまだごはんの時間じゃない。
だから、おやつでつなぐしかありません。

また、お菓子を食べるからごはんが食べられないんだ、という話しもありますが、それもどうかな?と思います。
ごはんをいっぱい食べたとしても、すぐにお腹はすくのです。
このいっぱい食べる、というのも意外と大変で、食べているうちに疲れてきちゃうし、一度に食べられる量って、人間そうそう変わるものでもないと思うのです。

そうやって考えてみたら、私の身体はちょこちょこ食べに向いているように思いますし、今は割と時間の調整がきいて、分割食べにトライしやすい状況だと思います。
ところがいざ、やろうとなると、何を食べるか悩みます。そして半端な時間に箸を持つことに、ことのほか抵抗心があることに気付くのです。

これが、生まれて何十年と体に染みついた固定観念ですね。
身体は正しく欲しているのに、私の記憶が邪魔をして、栄養のあるものを座ってきちんと食べることに、罪悪感を感じてしまいます。
でも、いつでもなんでも、自分の身体に入るものは、全て自分の責任です。
そのことを最近やっと実感しています。

今はまだ、違和感がありますが、一日五食のつもりで、世間様のおやつの時間であろうと、しっかり野菜とたんぱく質を摂ろうと思います。