気ままに生きよ

気ままに わがままに 自分らしく

ワンピース処分 その①

ついについに、捨てられなかったブランドワンピースを処分しました。
でもまだ、その①。
その②もあるのですが、こちらは3月のお出掛けに着用してから、の予定です。

もう、おそらく10年モノであろう、エトロのワンピースです。
若いうちは、渋いカラーのペイズリー柄も、若さに中和されて、それなりに見えたものの、中身が本当のオバさんになってしまったら、よりババくささが際立つようになりました。
オバさんがババくさいものを着ているって、もうどこにも救いようがありません。
組み合わせ次第で、工夫の仕方もあるのでしょうが、そもそもが10年モノの衣類です。
どうしてもそれじゃなきゃっていう、そこまでの熱意もないので、新たに組み合わせ小物を買う予算を、新しい洋服代に回したほうがよいだろうというような状況です。

実は、なんでこのワンピースを買ったんだろうと思い返してみても、特に衝撃的なエピソードは思い出せません。
当時は、まだまだ色んなテイストの洋服を着たい、派手モノ柄モノ大好き、とそんな時代だったから、こういうのもいいよね、と思ったんだと思います。
そしてなぜ、ただの気分でセールにして10万超えの洋服を買えたのか、といえば、たぶん衝動買いね。
しかも、ネットでポチ。
ストレス発散には、こういう馬鹿みたいに思い切りのよいことをしたくなるんですよね。

そんなわけで、私の元にきたワンピース。
もちろん気に入って、年に何度かですが、お出掛けのときに着ながらほぼ10年。
毎日着られるものではないですが、でも改まった席に着られる洋服を持っている、という安心感はありました。
実際、この服があったから、他の中途半端な洋服を買わずにすんだ、ということが、ままあったんじゃないかと思います。
古過ぎて、流行なんてあったもんじゃないし、ひとえに、捨てられずに持っていたのは、買値が高かったからなのですが・・・。
それでも、最後まで大事に着てあげられたのは、よかったな、と思っています。

ただこのワンピース、表地がポリエステルで、裏地がシルク。
とにかく、静電気がすごかった。
季節関係なく、防止スプレーも効果がないくらい。
高級メゾンでも、こういうものがあるんだなーと、勉強になりました。
縫製はとっても丁寧で、糸なんて蜘蛛の糸かと思うくらいに細いのです。
なんで裏地をシルクにしちゃったかなーというのが、残念ポイントでした。
高かったから、スプレーしながら着ましたけどね。
長い間、ありがとう。