エスパドリーユサンダル
夏といえば、サンダル。
お勤め時代、サンダルは履かない方針でいたため、ちゃんとしたものはしばらく買っていませんでした。
毎年悩み、我慢していたものの、数年変わらず気になるということは、きっとこれからも飽きずに履き続けるに違いない、と思い、今年は買う!と心に決めていたのです。
それが、シーズンになっても公式サイトに欲しかったデザインはもう掲載されていない。
もしかして、もうなくなっちゃった⁉︎とドキドキしながらお店に行きました。
そうしたら、あった!
まだちゃんとありました。
でもやっぱり、デザイナーが代わり、このデザインは今年で最後だそう。
間に合ってよかったよ。
そして、今までずっと黒しか考えていなかったのに、今季のカラーのタンという茶系の色が、どうしても気になり。
今までだったら、洋服が白黒だったので、サンダルも黒が一番無難だったのです。
でも、黒い服をやめて、夏は特に明るい色を着たくなっています。
そんな中、サンダルだけ黒というのも野暮ったい。
サンダルを履くのは夏と決まっているし、夏は軽装に決まっているし、それなら足元が茶系色の方がなにかと合わせやすいかも、と思いました。
黒のサンダルというのは、この先もきっとたくさん出会えるだろうけど、このデザインのこのタンカラーは今だけ。
あっさり変更して、でも長年の夢のサンダルを手に入れました。
シーズンもの、しかもお出掛け用にしかならないサンダルの、コストパフォーマンスを考えたらきっと最悪。
でも、自分の靴箱を見て、気に入ったモノはたぶんずっと持ち続けるんだろうなと思ったのです。
靴についてはもう、その時の流行や気分で、アレコレ手を出す気にはなれません。
そのぶん、ずっと大切に出来そうなものだけを揃えるつもりです。
今回のサンダル購入で、実はカジュアルなものほど、ブランド品の方がいいのかもしれない、と思いました。
やはり一流品には独特の品格を感じます。
たとえ、エスパドリーユであっても。
ラフな格好でも、そういったサンダルなら、それほどだらしないふうには見えないのです。
中年の身だしなみにはとても大切なこと。
そして、カジュアルながらも品があるから、もう少しちゃんとしたワンピースとかにも合わせられる、という利点もあります。
こういうところが、ブランドたる所以。
「似たようなもの」では敵わないところなんだろうな、と思いました。
本格稼働はもう少し先ですが、たくさん履きつつ、末永く付き合って行きたいな、と思っています。