お金は手段
お金との付き合い方については、まず、お金についての考えをハッキリさせておかないといけません。
今の世の中、お金さえあれば大抵のことは事足ります。お金さえあれば安心。
そのニュアンスを少し間違えると、お金さえあれば!とお金自体に執着することにもなってしまいます。
本当は、素敵な家があって、美味しいご飯があって、大好きな人たちがいて、毎日楽しければ、お金なんてなくてもいいはずです。
欲しいものが願うだけで叶うなら、お金が手元にあるかないかは、どちらでもいいということになります。
私は、もともと貯金や節約が得意なタイプでした。
その分、お金の使い方が下手なんですよね。
お金を貯め込むということは、なくなる不安があるということ。
使うとなくなってしまう、というイメージだったんだろうと思います。
それが、お金がなくても願望が実現する、と思えるようになると、お金のあるなしはそこまで重要なことではなくなりました。
美味しいものを食べたい、と思って、無理して高級レストランに行かなくても、友人に振る舞ってもらって楽しい時間を過ごせたら、それはそれで幸せなことだと思います。
そういう場面を想像したら、お金がなければいけない理由もないし、お金があったらこうしたい、という順序も必要ないように思えます。
お金が必要な場面ももちろんたくさんあるだろうけど、お金がないからと言って得られないものばかりではない。
そこまで含めて、なんとかなる、と思えると、お金はあくまでも手段、という考え方もすんなり馴染めるように思います。