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コンタクトレンズ交換

コンタクトレンズの交換に行ってきました。

私は高校生の頃からハードレンズを使用。

現在、レンズメーカーの月定額負担のコースを利用していて、系列のお店に行けば、汚れ、破損、紛失、などの理由で、いつでも新しいレンズに交換してもらえます。

レンズ交換の時の出費が分割される感覚で、事故の時などは対応の仕方が分かっていれば慌てることもなくてすむし、保険的な役割をしてくれていると思います。

何より、自覚症状がなければ、ついつい定期検診も引き延ばしがち。

先に引き落としをされていると思えば、レンズ交換にも行かなきゃ、という気持ちにもなります。

そんなわけで、途中問題がなければ、年明けにそろそろ、といった感じで年に一度のレンズ交換と眼科健診に出掛けています。

 

今までは、会社の近くで通っていましたが、今回からは自宅近くのお店へ変更。

眼科も変わります。

そこで、ちょっとぶっきらぼうだけれど、親切なお兄さんに感動しました。

一年ぶりの検眼で、なかなか視力の出ない私。

こんなに見えていなかったのか、とショックを受けつつ、どうにか見ようと頑張りますが、切れ目どころか、丸が幾重にも見えて、対応に困ります。

見えないけど、こんなにあっさり降参してよいものか、と葛藤していると、まるでだんまり、固まってしまっているようです。

お兄さんは、困った様子、というより、ぶっきらぼう故、うんざりしているようにも見えながら、うーん、と考え込んでいます。

そこで以前の検診の時のことを問われて、思い出しました。

一年前にも、左目に比べて右目が明らかに見えにくく、相談していました。

たくさん見える必要はないけれど、こんなに左右の視力に差があって、問題ないのか、と。

その時には、視力の差はさほど問題はない、度数を上げることもできるけれど、そうすると、近くを見るときに疲れてしまうかも、とアドバイスをされたのでした。

当時はパソコンに向かう仕事をしていましたから、遠くがよく見えるより、近くをメインに考えて、度数はそのままで、という話になったはずでした。

 

さらにお兄さんは、テストのコンタクトレンズを入れたり、それを左右交換したり、再度機械の前に座らせて、目の様子を見てくれたり、と試行錯誤してくれます。

そこで診察室に入り、女医さんに目をのぞかれて、問題ない、と戻されました。

どうも、私の検眼の反応の悪さは、目の中でのレンズの動き方にも関係があるようです。

コンタクトが瞬きのたびに揺れて、きちんと焦点の合うところに戻らないと、矯正レンズの効果がない、ということ。そういえば、前もそんなこと言われたことがあったかも。

それが私は、コンタクトレンズを長く使用しているせいなのか、あまり上手にできていないようで、レンズのカーブを変えることで多少は改善がみられる様子。

そういうことも、不愛想なお兄さんが全部説明してくれたわけではないのですが、前後の流れから、そう推察してみました。

最後に、現在は手元で細かいものを見るときは主に家で裸眼か眼鏡だし、コンタクトは外でしかつけないことを思って、右目の度数を上げて、視力を出してもらうことにしました。

 

私も初めてかかる病院で、度数もレンズのカーブも変わったりとチャレンジをしましたが、忙しい中、手間を惜しまず見てくれたお兄さんに不安はなく、感謝の気持ちでお礼を言って退出しました。

ただのコンタクトの交換の定期健診なんだから、適当に度数を合わせて終わりにすることもできたはず。

看護師さんなのか専門資格職なのか、詳しいことはわかりませんが、こうして知識と経験を武器に働くプロは、やっぱり格好いいな、と思います。

仕事をするっていいな、と憧れます。

まあ、欲を言えば、もう少し愛想があってもいいのに、とは思いますが。

 

私も、それなりに自負を持って仕事をしてきたつもり。

また働くにしても、そんな風に仕事に関わりたいと思う。

 

新しいレンズは遠くまでよく見えて、世界が少し明るくなったように思います。