世の中には、知らないことがたくさんある。
知らなくていいこと、知らないほうがいいこともたくさんあると思う。
知らないほうがよかったと思うようなことを知ってしまったらどう思うか、ある人に聞いた答えが忘れられない。
それを知らなければ、知らなければよかった、という気持ちも知ることがなかったはず。
だったら、知ってよかったと思う、と。
知らなかったころには戻れない。
全ては知るべくして知ったのだと、今では、そういうふうにも思う。
私が必要以上に深入りしないのは、知りすぎることが怖いのかもしれない、と思ったりした。