退職願
ハードだった5月もようやく終わりそうです。
私の人生の中で、大きな転換点になりそうな、そんな予感のする一時でした。
退職にあたっては、特に誰かに相談することもなく、親しい人に、5月の始めにもう無理かも、と言ったくらい。
相手も今までの愚痴を聞いているし、私が自分で決めるタイプなのを知っていて、何も言いませんでした。
職場で唯一仲良くしてもらっている人には、上司に伝えて本決まりになる前に、事前報告。
彼女も同じような境遇で、行きつ戻りつしています。
いなくなるのは寂しいけど、今の環境で行き詰っている気持ちはよくわかる、と言われました。
本当は、辞めていく人間がとやかく言うことではないだろうと思って不平不満を言うつもりはなかったのですが、勘違いされたままなのも気持ち悪くて、どういうところが合わないか、ということは話し合いの中で伝えました。
今までなるべく波風立てないように意見せずに過ごしてきましたので、どういう点で相違があったのかということも、気づいていなかったようです。
そういう意見交換をもっと普段からオープンにできればよかったのかな、とも思いましたが、その時のやり取りでも、結局言いたいことも伝わらず物別れに終わったことを考えると、意見したところでどうにもならなかっただろうとも思いました。
もちろん、私が合わなかっただけで、私以外の人が上手くやっていってくれるのであれば、組織にとって何も問題はありません。
お互いのために一番いい方法だったんじゃないのかな、と思っています。
引き継ぎの打ち合わせ中ですが、それほど時間はかからないことを伝えて驚かれました。
私の場合、いつ死んでもいいように、誰が見ても分かるように、いつも仕事を整理しています。
それが当然と思う私と、1日空けただけで現場が混乱する上司と。
こういう違いが、退職の理由なんですよね。
少しずつ雲が薄れ、光が差してきています。