噂話
他人を変えることはできない。
他人を管理することはできない。
そう思って暮らしてはいますが、唯一なんとかしたい!と思うのが噂話。
人の口に戸は立てられぬ、といいますが、まさにその通り。
今ここで話した内容は、空気感染のようにすぐ広まります。
誰も私のことになんて興味はないはずなのに、興味があるなしにかかわらず、天気の話と同じレベルで伝わっていくのでしょう。
なかには、他人の事情に詳しくなるのが趣味みたいな人もいるみたいですけどね。
気にしなければいいのでしょうけども。
どうせ、天気の話と同じ。
知られて困ることがあるわけでもなし。
有名人でもないんだし、自意識過剰。
それでも、自分のことを知らないところで話されるのは気分が悪いです。
気持ちが悪いというほうが、ぴったりきます。
あの時話して、その人が言ったんだな、と出所がわかればまだいいです。
それが、話したこともないような人が私の事情を知っていたりすると、どこからどうなってここまでたどり着いたか、というのが気持ち悪くて仕方ありません。
他人は管理できないっていうのは、ここで嫌というほど実感します。
今は、回されたくない話は絶対にしない。
そういうことで、噂話は管理しているところです。
信頼している人、たった一人でも、いつの間にか噂になっていたりしますから、これはもうどうしようもないですね。
私が触れてほしくない、と思う感覚と、相手の天気の話程度、と思う感覚と、それはやっぱり違いますから。
ひとつのコミュニティで、一言でも漏らせば、それはもう全員に周知したも同然。
そう思うようにしています。
そういうのがあるので、集団は嫌い。
ひとりが好きです。