裁縫箱
これはもう少し前のハナシですが、裁縫箱も整理しました。
なんたって、私の裁縫箱は小学生からの持ち越し。
かわいい犬のイラストが描かれた、二段弁当箱みたいなケース入りのものをそのまま持ち続けていました。
ハサミやら、ニッパーやら、メジャーやら、すべてお母さんの手書きの名前入り。
ボビンにまで名前入りです。
昔は気が向くと何か作ることもあったんですけどね。
ミシンもロックミシンもありますが、最近は作るというよりも直す、直線縫い専門です。
今まで何か必要になると引っ張り出していた裁縫箱ですが、片付けに目覚めてから見直してみると、それはそれはひどい有様でした。
小学生当時の刺繍の練習布とか刺繍糸とか、高校生時代に着ていたコートの当て布とかボタンとか、なんだこれっていうものがたくさん!
あったら使うかも、という無駄ものの宝庫でしたが、一気に整理し使うものだけにすると、このお弁当箱型ケースがいかに使いにくいか、ということに気が付きました。
他の片付けで余った箱にちょうどよく中身を移せたので、思い出の裁縫箱はそこでようやくさよならできました。
中身についても、いつの間にかまともな針はひとつもなく、待ち針も全部曲がっているというなんとも情けない状態で、かわいい針山とか、機能美のハサミとか、素敵だなあと思いつつ、結局今もそのままです。
母の影響でそれなりに針仕事はやったし、できますが、本来は特別好きなことではないのでしょうね。
とりあえず使えればいいや、というくらいの関心しかないから、こんな状態なのでしょう。
凝り性な私にしては、こだわりのかけらもない、ずさんな裁縫箱。
これは、女性らしさを取り戻すためにも、形だけでもちゃんと整えておくべきでしょうか。
こんな立派なの、入れるものもそんなにないですしね。
なんかこれ、シンプルでよさげ??と思ったら、携帯用ですな。
最悪ホチキスで・・・なんて思ったこともあったのですが、ホチキスは処分したので、ちゃんと縫えるように針くらい揃えておこうと思います。