インテリア
むかーし、初めて買った雑誌は『私の部屋』だったかな?
カントリースタイルの雑誌でした。
なぜそれだったのか、たぶん本屋さんで小学生の見る範囲にたまたまあったんだと思います。
インテリアなんて言葉も知らないし、ただ、部屋をオシャレにするにはどうしたらいいんだろうとか、そもそも、オシャレな部屋ってどんなん?っていうところからですね。
ウッディなナチュラルスタイルが原点!にはなりませんでしたけど、目隠ししたりリメイクしたり、すっきり見せる技はそこで初めて知りました。
そのころ石目調の包装紙や白黒市松模様のラインをモチーフにして工作したりしていたので、シンプルモダンが好みだったようです。
学習机も、前の棚を外してもらったり、ついには処分してもらったり、シンプル化を推し進めていましたねー。
せっかく買ったものを捨てるのは、親は複雑ですよね。申し訳ない。
うちは普通の、絨毯にちゃぶ台、洋服ダンスに食器棚みたいな家でしたから、私の部屋だけ、がらーんとしてました。
ひとり暮らしには無印良品で揃え、シンプルデザイン生活を謳歌して、今は当時ほど白、無地、にこだわってはいませんが、シンプル志向は健在です。
持ち物はそれなりに厳選して選ぶことができますが、家の設えだけは、どうしようもありません。
シンプルインテリアを目指していくと、家の建具、建材、色まで気になります。
というか、本当はそこがインテリアなんですよね。
こんな家具を置く、ファブリックはこんな色、じゃなくて、
ドアの取っ手、コンセントの位置、建て付け処理、がインテリアだと思うのです。
家の中のあらゆる細部まで、シンプルに、お気に入りに。
神は細部に宿ります。
私の野望は尽きません。