適性
好きなことを仕事にするのはなかなか難しいことです。
まず、好きなことを見極めることが出来なければなりません。
でも仕事ってやってみなければ分からないし、それに付随するすべてのことも好きかっていうと、それも難しいと思います。
やりたいことをするために、やりたくないことをしなければならないこともあります。
やりたくないことをやっても、そのうえでやりたいことができたら幸せ。
そう思える人が、きっと好きなことを仕事にしている人なんだと思います。
人にそれぞれ長所短所があるように、仕事にも良い面悪い面があります。
時期にもいい時悪い時があります。
その仕事が好きかどうか、迷うこともあると思います。
人間、恵まれているとその幸せに気付かないものですが、その仕事が自分に合っているかどうか考える時に、好きということだけじゃなくて、適性があるか、というのもひとつの見方かなと思います。
適性がある仕事って、人が大変と思うことも苦にならないし、当たり前にやるだけで成果も出やすいと思うのです。
私も「好き」は前職の方が好きだったかも。
今の仕事は「好き」と思う隙もなく、日常の延長にある感じ。
大袈裟に言えば、こんなことで感謝されたりお金もらえたりするのねーという感じもします。
これが適性があるということなのかもしれません。
どんな仕事にも楽しさはあります。
それは知らないことを知っていくとか、自分の実務経験が役に立つとか、目標達成とか。
仕事場で和気あいあいと楽しい思いをするんじゃなくて、仕事が楽しいと思えることが。
そのためにはまず、その仕事を知るところから。
そしていろいろ試して自分の感覚を確かめていくことも、長い人生、よい勉強になるのではないかと思います。