気ままに生きよ

気ままに わがままに 自分らしく

熊野筆

これで、私の顔も完成です。

おもしろエピソード付きの熊野筆

 

 

退職した両親が熊野古道へ行くことになったらしく。

 

{この話、お住いの方、関係者の方には本当に申し訳ないのですが、何しろ外地(北海道)の人間なので、内地(本州)の地理はまったく馴染みがなく、まあ、一般常識と言われれば、ただのおバカな家族なのですが。}

 

それで、熊野筆をお土産に買おうと思うのだけれど、どんなのがいいかわからないし、生協でお手頃価格のものが買えるんだけど、いる?と聞かれまして。

私も、へえ、熊野筆は聞いたことあるね。じゃあヨロシク。みたいな感じで、お願いしました。

ここも私的には???で、お土産っていうなら現地で買うんじゃないんかい!と突っ込みたかったのですが、たぶん、ツアーで移動していて好きなだけ選べないかも、という心配もあったのかもしれません。

くれるというものは拒まない主義なので、お願いしました。

 

で、戻ってきてからの母の話では、熊野古道にはどこにも筆なんて売ってなかったと。

人には生協の熊野筆で済ませ、自分は現地で気に入ったものを選んで買う予定だったそうで、自分の熊野筆は手に入れられなかったようです。

私も一緒になって、熊野なのに、おかしいね~なんて言っていて。

 

後日、生協にて届いた熊野筆

パッケージに「広島って書いてあるぞ」と父。

熊野古道熊野筆。日本に熊野が二つもあったことを、初めて知ったのでした。

 

よかったー。

お土産屋さんで聞かなかったの~?

聞いてみればよかったのに~。

なんて、言いましたが。

聞かなくてよかったね、お母さん!

 

さて、生協の熊野筆ですが。

短軸でコンパクトでありながら、ボリュームがあって、ふんわり気持ちいいです。

粉まみれにするのがもったいなくて、粉はパフでつけて、粉払いに使っています。

 

筆とブラシの違いは、筆は元の毛の毛先をそのまま使い、ブラシは切りそろえて作るそうです。

そのせいかな。

ブラシのように、毛先に粉がたまるということがないですね。

粉の質にもよるのかもしれませんが、筆は粉をきれいに払っておくとブラシよりきれいが続く気がします。

ひょんなことから手に入った熊野筆

大した化粧もしていませんが、筆でふわふわってするときれいになった気がします。

まるで幼児です。

 

ただただ、母に生協で買ってもらった熊野筆、というお話です。