変わる
他人は変えられないから、自分が変わろう。
自分が変わらなければ、何も変わらない。
自己啓発的な考え方というのでしょうか。
私も好き、というか、真実なので、こうするしかないと思っています。
愚痴を言うとか、不満があるって、外に意識が向かっているということですよね。
自分と違う、自分には理解できないっていうところから発しているんだと思います。
でもね。
世の中のこと、他人のこと、なんでもかんでも全部理解するなんて無理な話です。
わからなくていいと思います。
はじめから、わからないもの、未知のもの、と思えば、自分と違っても当たり前、みたいな感覚にはならないでしょうか。
赤ちゃんに、なんでトイレでおしっこしないの!信じられない!
なんて、誰も思いませんよね。
できないものはできない。
知らないんだから、しょうがない。
赤ちゃんはそういうものだとみんな知っているから、それが普通だと思うわけです。
じゃあ、他人は他人、というふうに思えないのはなぜでしょう。
とりあえず思ったのは、躾。
こうしなさい。こういうものです。
って、刷り込みから何十年もその感覚で生きていると、それが基準となって物事を判断してしまうからでしょうか。
オトナなのに。
こうするものなのに。
って思うから、そうではない人は許せないと思ってしまうのかもしれません。
そして、はじめのお題の一番の難点は、自分が変わらなきゃ、と思わされるところ。
これは、人格否定ですよ。
そんなのやりたくない、できっこない、ってなるのは当然です。
本当は、自分は変わらなくてもいいんです!
他人や環境を、そういうもの、と受け入れるだけでいいんだと思います。
そうすると、自然と自分の考え方や態度が変わります。
それを、変わる、と表現しているだけなんですよね。
一歩ひいて、自分と違うものを受け入れる。
これだけで、ずいぶん気ままライフに近づきます。